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けものフレンズ(どうぶつビスケッツ×PPP)がMステに出演。感想について。人類にはまだ早かったけど感動した。

4月14日のミュージックステーション、Mステに大人気アニメ『けものフレンズ』が出演しました。

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ネットでは放送前から「本当に出るの?」「お茶の間凍るよ大丈夫?」などという意見が相次ぎました。

ラブライブがMステに出たときは「放送事故」なんてネタにもされました。

果たして、けものフレンズはどうなるのでしょうか……?

筆者個人の感想を言うと、"まだオタク文化を全面に出すには早すぎる"でした。


倉木麻衣さんと高橋優さんが同時に出ていたのも、違和感の原因だろうなぁ……。


でも、感動したのは本当だよ。


そもそもけものフレンズって知名度はあるの?

正直、ラブライブはかなり一般層に認知されたアニメでした。

結構知り合いの女子高生が「ほのかちゃんかわいい!」みたいなことを言っていました。

というのも、ラブライブはそもそも「女の子がアイドルになるために頑張る」作品。


世の女子高生なども、μ'sのメンバーの頑張りに感動するケースがあったのです。


しかしけものフレンズは視聴率が全編を通して1%前後の作品です。


正直、ニコニコ動画や2chなどでしか話題にされていないと思うんですよ。

いわゆる「ネット層でのみ人気の作品」みたいな位置づけではないでしょうか?

そのけものフレンズを全国ネットのMステに……うぅ、筆者みたいなアニメオタクでもちょっとキツい。

歌う曲は主題歌の「ようこそジャパリパークへ」


けものフレンズの「どうぶつビスケッツ×PPP」が歌うのは主題歌である「ようこそジャパリパークへ」。


ショートムービーが公式で公開されています。


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倉木麻衣さんと高橋優さんも同じ日に出演し違和感マックス


日本の国民的アニメと言われている「クレヨンしんちゃん」と「名探偵コナン」。

実は本日のMステでは高橋優さんがクレヨンしんちゃんの主題歌「ロードムービー」

そして倉木麻衣さんが名探偵コナンの主題歌「渡月橋 ~君 想ふ~」を歌いました。


この2人のアーティストは一般層にも人気ですし、アニメ自体も有名なこともあり、アニメの主題歌であってもかなり受け入れられています。


しかし、けものフレンズはどうでしょう?

一般層には認知されていないアニメが、いきなりケモミミを付けて出演してきたら……


誰もが「やっぱりアニメオタクって気持ち悪いね」と感じてしまいます。


クレヨンしんちゃんと名探偵コナンとの対比もあり、その威力は絶大。市民に「不快感」を与えるには十分です。

けものフレンズファンも正直悲しいのではないか


正直、筆者はけものフレンズを観たことがありません。

「話題だけど、ネットでおもちゃにされてるだけでしょ?」みたいな印象が強かったんですよね。いわゆるブームみたいな感じでしたし。


ですが、けものフレンズファンの気持ちはちょっと分かる気がするのです。

例えば、もし、筆者の大好きな『ご注文はうさぎですか?』がMステに出たら……


もちろん、ちょっと嬉しいかもしれない。水瀬いのりさんや内田真礼さんをゴールデンタイムに観られて興奮するかもしれない。


でも、一般層の方々に「なにこのアニメ気持ち悪いね」と思われてると思うと、ちょっと……いやかなり心苦しいです。


「どうして深夜アニメをMステに出したんだ」「こうなることは分かってたじゃないか」そう感じていたでしょうね。


けものフレンズファンの人たちも、こう感じてるんじゃないかな……。

オタク文化を表に出すのはまだ早いのではないか?


元々、オタク文化は世間からは遠い位置にありました。

しかしスマホの普及などにより多くの人がネットを使うようになると一気にオタク文化が世間に浸透し、一気に距離が近くなりました。


以前ほどオタク文化って嫌われなくなりましたよね。昔ならアニメオタク=犯罪者みたいな扱いをされていましたが、今はそこまで酷くないですから。


だけど、まだ市民権を得たと感じるのには早すぎるのではないだろうか。


市民権を得たと考えるのは我々アニメオタクだけで、一般層からはまだ「ちょっと理解できない趣味の領域」という扱いなのだと思います。

いくら新海誠監督のアニメ映画「君の名は」が話題になったとはいえ、世間的には「アニメ」と「深夜アニメ」は別物という感じでしょうからね。

今回の「けものフレンズMSステ出演騒動」でそう感じました。


早くオタク文化が世間に浸透してほしいですが……やはり難しいでしょうね。

Mステを観て、若き声優たちに正直感動しました。


さて、けものフレンズがMステに出たことに対してわりと批判的な筆者でしたが、正直Mステを観て感動しました。

けものフレンズについて説明している時、会場は凍ってたし……正直観るに耐えない面は多々あった。タモリさんに「すごーい!」と言い出したときは心が震えた。高橋優さんと倉木麻衣さんの目が死んでいた。

しかし、ここで筆者はあることに気づきました。


筆者は声優オタクのはずなのに、けものフレンズとして出ている声優さんたちに覚えがありませんでした。それもそのはず。中にはけものフレンズが初めての仕事というぐらいの新人声優さんも紛れ込んでいたのです。


そのような新人声優さんたちは、このMステに全てを懸けているでしょう。


何せほぼ初めてのようなゴールデンタイムでの仕事なのだから。ここで頑張れるかどうかで、今後の仕事が大きく変わってくるのだから。


そうやって頑張っている彼女たちを、「深夜アニメの作品だから」という理由だけで馬鹿に出来るだろうか?いや出来るはずがありません。


どうぶつビスケッツ×PPPの「ようこそジャパリパークへ」も悪い曲でもなかったし、アウェイな環境で全てを出し切ろうとしている彼女たちを観て不意に感動してしまいました。


けものフレンズ……悪くないじゃないか。ごちうさの敵だと思って今まで敬遠していましたが、今後はちょっと展開を追ってみたいと思います。


Mastodon(マストドン)の使い方と登録方法、感想について

Mastodon(マストドン)と呼ばれるSNSがここ数日の間に日本で広がりました。


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こちらのマストドンはオープンソースなため、自分でサーバーを設立して会話を楽しむことが出来るようです。


本当のことを言うと筆者は「オープンソース」という言葉の時点で頭がこんがらがってしまうのですが、どうやら「LINEの"グループ"のように使えるTwitter」みたいな感じみたいですね。サーバーを設立すれば、同じ趣味同士の人だけで呟くことが出来ます。


さて、筆者はさっそくこちらのマストドンに登録してみたのですが……

やはりまだ日本で普及したばかりなだけあり、かなり使いにくいです。

動作も結構重いですし、日本の有志が作ったサーバーではメールサーバーが混雑しているらしくスムーズに登録出来ませんでした。

マストドンが普及すれば使う機会もあるとは思いますが、やはりTwitterと比べて敷居が高いのが難点です。

でも結構楽しかった……やはり黎明期っていいですね。

ちなみに日本の有志が作ったサーバーは4月14日5時時点では登録ユーザーは2万3千ちょっと。マストドンの中で2番目にユーザーが多いサーバーです。

マストドンの用語解説

この記事ではこれから「マストドン用語」を使っていきます。

マストドン用語がよく分からない方はこちらで用語を確認しましょう。
そうしないと何が書いてあるのか分からないと思います。

トゥート

Twitterで言うところの「ツイート」です。まぁ「投稿」って意味ですね。

マストドンではなんと最大で500文字の文章と画像をトゥート出来ます。

Twitterでは最大で140文字なので3倍以上の文章量ですね。


しかしこれがメリットかどうかは微妙で、500文字をフルに使ってトゥートする人もいるので結構面倒だったり。特に今は日本ユーザーのおもちゃにされてますからね。

きちんとしたサーバーを設立しないと利用は難しいと思います。

ブースト

Twitterで言うところの「リツイート」です。

マストドンでもTwitterと同じようにトゥートを拡散することができます。

ただ、同じサーバー同士で会話をする以上、あんまり拡散しても意味がないんじゃないかな、と思います。

現在の「https://mstdn.jp/」のように人が多いサーバーでは流れが早くてブーストしてもすぐに埋もれてしまいますしね。

インスタンス

要するに「サーバー」って意味です。

インスタンスを設立することによって、そこで趣味嗜好が合う人同士と自由にトゥートが楽しめるというわけです。

CW(コンテンツワーニング)

トゥートに「もっと見る」機能を追加することが可能です。

「これはちょっと公的な場所にトゥートするには適さない画像かな?」というものをトゥートするときは、コンテンツワーニングを使って非表示に出来るのですね。

例えばドラマのインスタンスで会話をしているとき、「ちょっと、俺まだ観てないからトゥートはCWでお願いね!」と言えばネタバレ防止になります。


その人がコンテンツワーニングしてくれるかは別問題として。


ちなみにコンテンツワーニングは使い方がちょっとややこしかったので注意してください。画像のように「上の小テキストボックスに普段のトゥート」「下の大テキストボックスに"もっと見る"を押すと見られるトゥート」を書きます。


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マストドンってどんな感じのSNS?


筆者個人の感想としては、「LINEのようなグループが作れるTwitter」って感じです。


現状では日本語に対応しているインスタンスは「https://mstdn.jp/」ぐらいしかありませんが、もっと普及すると『艦これインスタンス』や『ごちうさインスタンス』みたいなのもできるようになるんじゃないですかね。


現状ではまだユーザーがどう使えば良いのか分かっていないのですが、普及すれば結構便利なSNSになりそうな予感です。

現状ではTwitterの方が使いやすい


正直、現状ではTwitterの方がはるかに使いやすいです。正直比べ物になりません。

とはいえ、まだ黎明期ですからね。成熟したらTwitter並みに使いやすいSNSになると筆者は思っています。完全に日本語対応され、インスタンスも気軽に作れるようになってくれれば嬉しいのですが……そうはいきませんよね。

マストドンで遊ぶのは結構楽しい


人数が多いインスタンスだとタイムラインの流れが早いのでコミュニケーションや情報共有などはしにくいのですが、好きなことを好きなように呟いてタイムラインの波に乗せるのは結構楽しいです。


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タイムラインを眺めているだけで暇をつぶせますしね。


暫くは楽しめるんじゃないかな~と思います。

さて、これを執筆しているのはAM4:00。思いの外マストドンが面白くて寝られない……。

"FF外から失礼します"が不要なオープンな空間

本来はTwitterもオープンな空間で、誰でも呟きが見られる環境です。

しかしフォロー・フォロワーによるコミュニティが出来てしまっているので、フォロワーでない人にコメントを送るときは「FF外から失礼します」と一言つけることが半ばマナーとなっておりました。

しかしマストドンではインスタンス内では全員のトゥートがタイムラインに流れるので、そういった"閉鎖的なコミュニティ"ができない傾向にあります。

なので全く知らない人にいきなりコメントを送ってもマナーが悪いとは思われないのです。

これが結構楽しくて、色々な人と変なことを気軽に言い合えるのが最高です。これはTwitterにはない要素なので、差別化的なポイントではないでしょうか。

マストドンはどうやって登録するの?


マストドンではインスタンス毎にユーザー登録しないといけないみたいです。

ですが現状では日本人が使っているインスタンスは『https://mstdn.jp/』ぐらいなものなので、どのような雰囲気が掴みたい場合はこちらに登録しましょう。


登録はメールアドレスさえあればすぐに出来ます。

ただ認証のメールが届くまでに若干のラグがあるので注意してください。

連邦タイムラインとローカルタイムライン・ホームの違い


マストドンには「連邦タイムライン」と「ローカルタイムライン」そして「ホーム」があります。

どちらも似たようなシステムなので分かりにくいのですが、

連邦タイムラインでは他のインスタンスのトゥートも表示され、

ローカルタイムラインでは登録しているインスタンスのトゥートしか表示されません。

そしてホームではフォロワー関係の人のトゥートのみ表示されます。

インスタンス毎は薄い繋がりがあるということですね。

連邦タイムラインを見ていると他のインスタンスでは外国人が多く参加しているのが分かります。元がドイツ発祥のSNSみたいですしね。

公式マークの付け方


Twitterなどで利用されている公式マーク。
マストドンでは一般ユーザーでも公式マークを付けることができます。


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やり方は簡単で、こちら「✅」をコピーして名前の後ろに貼り付けるだけです。

もしブラウザの環境などで上記の公式マークが表示されていない場合は、「こちらのアカウント」から公式マークをコピーしてください。

名前から公式マークをコピーするのは難しいですが、トゥートからだと楽にコピーできますよ。