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【ブルーリフレクション】画像付き評価レビュー!やっぱり百合は最高。

3月30日に発売された新作ゲーム「ブルーリフレクション」をさっそく購入してプレイしました。


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プレイしてみた感想は、ひとことで言うと「女の子がかわいい!」ということです。

あ、あと音楽もかなり良かったです。シナリオも暗めですがなかなか。


さて、ここまでの感想で筆者は一度も「面白い」というワードを口にしていません。

……はい、つまりはそういうことです。


ブルーリフレクションは面白いとかそういうのじゃなくって、かわいいと世界観を堪能するゲームなんだ!!

とにかく岸田メル氏が描く女子高生がかわいいゲーム


ブルーリフレクションのキャラクターデザインはイラストレーターとして名高い「岸田メル」さん。

筆者は岸田メルさんの絵柄が好きなので、それが購入の決め手になりました。

見てください、この女子高生。かわいくないですか?



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やはり岸田メルさんは鬼才……たった1枚の絵でここまで人を虜にするとは。


ゲーム内ではそんな岸田メルさんがデザインした女子高生たちがバンバン動くので、ファンには堪らない仕様になっています。

筆者はバトル中にヌルヌル動く夕月ちゃんが1番好きです。


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ちなみに、ブルーリフレクションの舞台は女子校。なので男は一切出てきません。ただひたすらかわいい女の子だけを眺めることができます。


疲れた日にプレイしたら癒やされそうですね。

シナリオは暗いながらもクオリティが高い


ブルーリフレクションはそもそもが「主人公の白井日菜子が悩みを持つ女子たちと触れ合って成長していく」という物語なので、全体的にシナリオは暗めです。


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とはいえ、筆者がプレイしている時点ではちゃんと女子生徒たちの悩みも解決していけてるので、決してダークなわけではありません。


ちゃんと学園モノらしい清涼感も存在しています。


さすがは有名な人たちをシリーズ構成に起用しただけあって、シナリオのクオリティ自体は高いですね。

百合はあります!


かわいい女の子が多数登場するので、気になるのが「百合要素はあるのか?」ということ。これに関して答えさせていただくと、「百合要素はあります!」


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しかしシナリオがシナリオなので、常時キャッキャウフフしているわけではありません。


ときどき裸のお付き合いがあったり、


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下着交換するぐらいですかね……。


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とはいえこれぐらいの百合要素で筆者は満足です。

あんまり百合百合し過ぎてもレズカップルみたいになってまた話が変わってきますからね。


百合は友情の延長線、レズは恋愛感情なのです。(筆者の脳内辞書では。)


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あと、LINEみたいに友達とチャットできる機能がついているのも嬉しいです。


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もちろん自由に文章を打ったりはできないですけどね。

【追記】バトルは単調。というか戦う必要あるのだろうか……?


ブルーリフレクションはRPG要素よりキャラクターやシナリオ、雰囲気に力を入れている作品です。


なので白熱したバトルなどはありません。


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※【追記】


その後ゲームを進めて2度目のボス戦までやったところ、結構苦戦しました。

難易度イージーでもオーバードライブやサポート、エーテルチャージなどのシステムを上手く活用しないと勝つことが出来ません。

「白熱したバトルはない」と言っていた筆者でしたが、意外と頭を使う戦いが楽しめます。筆者的にバトルに対しての評価は高くなりました。

というか難易度に関わらず戦闘後には全HPとMPが回復するので、やや単調気味です。

全体攻撃のスキルゴリ押しで普通にクリアできちゃうレベルですね。

また、ブルーリフレクションには経験値という概念がありません。


なのでどれだけ敵を倒しても、レベルは上がらないのです。
どうやらレベルは女子生徒との絆を深める度に上がっていくらしいです。


敵を倒した場合、貰えるのはアイテム生成などに使えるアイテムのみ。


イージーモードの場合はアイテム生成すらする必要がないので、そもそも雑魚敵と戦うメリットがほぼないのです。


RPGに惹かれてブルーリフレクションを買うと後悔してしまうでしょう。


もっとも、ブルーリフレクションではマップを歩いていてランダムに敵とエンカウントするシステムではなく、マップをうろついている視認可能な敵と触れた場合にのみバトルに突入します。


戦闘を避けようと思えば避けることもできるので、特に不満ではありません。


ソーシャルゲーム全盛で「このRPGってオートバトルついてないの?」なんて言われてしまう時代。ランダムエンカントはもう古いのかもしれませんね。


ちなみに、ブルーリフレクションは音楽も秀逸で、特に戦闘曲の「OVERDOSE」が神レベルで素晴らしいです。


バトルは単調でつまらないのに、戦闘曲が聴きたいからバトルしてしまう矛盾。


ブルーリフレクションは恐ろしいゲームです。

音楽のクオリティがかなり高い


デザインやシナリオだけでなく音楽にも力を入れているのか、作中のBGMがかなり優れています。


オリジナル・サウンドトラックが発売されたら買っちゃおうかな?と考えてしまうレベルで素晴らしいです。


また、ブルーリフレクションには「ジュークボックス」というものがあり、作中に登場する曲を自由に流すことができます。


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さすがにイベント中は専用曲が優先して流れてしまうのですが、探索パートなどでは自分の好きな曲を流せるのでかなり良いです。


筆者は前述の戦闘曲である「OVERDOSE」を常に流しています。



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作品としては評価が高いけど、目立つ粗も多々……


筆者的に、ブルーリフレクションの評価はかなり高いです。


星5満点だとしたら、星4.5を付けるぐらいでしょうか。それぐらい高評価ですね。


しかし星を0.5個分削ったのにはもちろん訳がありまして、ブルーリフレクションは色々な部分で粗の目立つ作品なのです。


それをここで紹介していきたいと思います。

現実世界では視点移動が不可


これが筆者的に1番の不満点。


異世界での探索では視点移動が問題なく出来るのですが、現実世界では視点移動が一切できません。操作出来るのはLスティックだけです。


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何が困るって、いちいち探索するのが億劫になってしまうんですね。


ブルーリフレクションでは校内にいる悩まる女子生徒を探す必要があるのですが、視点移動が出来ないもんだからかなり見つけにくくなっています。


とはいえ、校内では「スクールマップ」というシステムにより、簡単にワープすることが出来るので「これはいけない」という程の不満点ではありません。


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【小ネタ】視点移動不可なので「乳揺れ」が堪能できる


デメリットばかりかと思われる「現実世界での視点移動不可」ですが、実はメリットもあります。それが「乳揺れを堪能できる」という点です。

ええ、だいぶいかがわしい話ですね。

異世界では視点移動式なので至近距離からキャラクターを見ることはあまりできないのですが、現実世界では場所によってはかなり近い距離でキャラクターを見ることができます。


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校舎内の「3-B」が筆者的におすすめスポットです。

画面に向かってちょっと走ってすぐに止めれば、なんとも見事な乳揺れが堪能できます。制服が雨に濡れているのもGOOD。

うーん、気付いたら1時間ぐらい平気で見てしまいそうだ。

完全にこれ、遊び方間違えてるよなァ……。

ややお使いゲー要素が強い


RPGなんてどれも同じだとは思いますが、ブルーリフレクションは「女性生徒の悩みを解決していく」という性質上、どうしてもお使いゲー要素が強くなってしまってます。


女子生徒の悩みを解決するには、「異世界で敵を倒す」「異世界でアイテムを使う」などです。


倒す敵も大体同じなので、中には途中でダレてしまう人もいるかもしれません。


異世界マップは女子生徒の抱えている悩みによって背景が変わるという凝りっぷりなのですが、現実世界ほどではないにしろ異世界でも視点移動に難がある(視野角が狭い)ので、思い存分グラフィックを堪能することができません。


これがまたお使いゲー感を強めている気がします。

ロードが長い&処理落ちが激しい(PSvita使用)


筆者はPSvitaを使用してブルーリフレクションをプレイしたのですが、結構ロード時間が気になります。


オプションを開いたり戦闘画面に移行するだけでもロードを挟むので、ややゲームとしてのテンポが悪いです。


イライラする程の遅さではありませんが、気になる人は気になるかもしれません。


また、全体的に処理落ちが激しい気がします。


例えばイベントシーンで会話があるときはキャラクターのセリフと口の動きが全然合ってませんし、動きも少しカクついてします。


PSvitaだからかな?と思っていたのですが、PS4版のレビューを見ても同じようなことが書かれていたので、どうやら両バージョン共通の問題みたいです。


グラフィックがキレイで雰囲気を楽しむゲームなだけに、セリフと口の動きの違和感はかなりの不満。
ゲーム世界に入り込めなくなっちゃいますからね、感情移入的な意味で。


基本的にイベントパートではフルボイスなのですが、上記の問題のせいで筆者は文章だけ読んで先送りすることが多くなりました。非常に残念です。


さらにこれらに加えて、結構頻繁にゲームが強制ダウンします。


筆者はプレイして1日しか経っていないのですが、2回ほど強制的にゲームが終了されました。

しかもセーブ前に。かなり悲しくなりましたね……。


他のvitaのゲームをプレイしていても強制的にゲームが落ちた経験なんて滅多にないので、ちょっとこの数は異常かな~と。


こまめにセーブをすれば問題ありませんが、会話中とかに落ちちゃったら目も当てられないです。


とはいえ、筆者がプレイして感じた不満は「視点移動・ロード・処理落ち」ぐらい。


それ以外はかなり優れたゲームだと思います。

ひたすら世界観に熱中できる稀有なRPG


筆者はゲーマーなのですが、正直RPGは苦手でした。


無駄な戦闘に時間を喰われて肝心の世界観に没頭できないからというのが大きな理由です。

ドラゴンクエストも、ファイナルファンタジーもテイルズも、興味はありつつ「雑魚敵との戦闘が面倒」なのでプレイすることはほぼありませんでした。


しかしブルーリフレクションは他のRPGとは違い、雑魚敵と戦闘する必要がありません。


とはいえもちろん雑魚敵と戦うメリットもあります。戦闘によってドロップするアイテムを使えばボス敵との戦闘が有利になりますからね。


戦いたい場合は戦ってもいいけど、基本的には戦わなくてもいいRPG。


これは「ゲーム好きだけど、時間掛かるしソーシャルゲームで済ましちゃおう」というユーザーが多い昨今に、ガストが突き付けた「新しいゲームのプレイスタイル」なのではないかな、と筆者は思います。


ゲームとして「面白い」とは言い切れませんが、プレイしていてかなり「楽しい」ゲームでした。


購入を悩んでいる方は、是非今回のレビューを参考にしてみてくださいね!

※購入する際は、大画面で楽しめるPS4版がいいと思います。