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Mastodon(マストドン)の使い方と登録方法、感想について

Mastodon(マストドン)と呼ばれるSNSがここ数日の間に日本で広がりました。


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こちらのマストドンはオープンソースなため、自分でサーバーを設立して会話を楽しむことが出来るようです。


本当のことを言うと筆者は「オープンソース」という言葉の時点で頭がこんがらがってしまうのですが、どうやら「LINEの"グループ"のように使えるTwitter」みたいな感じみたいですね。サーバーを設立すれば、同じ趣味同士の人だけで呟くことが出来ます。


さて、筆者はさっそくこちらのマストドンに登録してみたのですが……

やはりまだ日本で普及したばかりなだけあり、かなり使いにくいです。

動作も結構重いですし、日本の有志が作ったサーバーではメールサーバーが混雑しているらしくスムーズに登録出来ませんでした。

マストドンが普及すれば使う機会もあるとは思いますが、やはりTwitterと比べて敷居が高いのが難点です。

でも結構楽しかった……やはり黎明期っていいですね。

ちなみに日本の有志が作ったサーバーは4月14日5時時点では登録ユーザーは2万3千ちょっと。マストドンの中で2番目にユーザーが多いサーバーです。

マストドンの用語解説

この記事ではこれから「マストドン用語」を使っていきます。

マストドン用語がよく分からない方はこちらで用語を確認しましょう。
そうしないと何が書いてあるのか分からないと思います。

トゥート

Twitterで言うところの「ツイート」です。まぁ「投稿」って意味ですね。

マストドンではなんと最大で500文字の文章と画像をトゥート出来ます。

Twitterでは最大で140文字なので3倍以上の文章量ですね。


しかしこれがメリットかどうかは微妙で、500文字をフルに使ってトゥートする人もいるので結構面倒だったり。特に今は日本ユーザーのおもちゃにされてますからね。

きちんとしたサーバーを設立しないと利用は難しいと思います。

ブースト

Twitterで言うところの「リツイート」です。

マストドンでもTwitterと同じようにトゥートを拡散することができます。

ただ、同じサーバー同士で会話をする以上、あんまり拡散しても意味がないんじゃないかな、と思います。

現在の「https://mstdn.jp/」のように人が多いサーバーでは流れが早くてブーストしてもすぐに埋もれてしまいますしね。

インスタンス

要するに「サーバー」って意味です。

インスタンスを設立することによって、そこで趣味嗜好が合う人同士と自由にトゥートが楽しめるというわけです。

CW(コンテンツワーニング)

トゥートに「もっと見る」機能を追加することが可能です。

「これはちょっと公的な場所にトゥートするには適さない画像かな?」というものをトゥートするときは、コンテンツワーニングを使って非表示に出来るのですね。

例えばドラマのインスタンスで会話をしているとき、「ちょっと、俺まだ観てないからトゥートはCWでお願いね!」と言えばネタバレ防止になります。


その人がコンテンツワーニングしてくれるかは別問題として。


ちなみにコンテンツワーニングは使い方がちょっとややこしかったので注意してください。画像のように「上の小テキストボックスに普段のトゥート」「下の大テキストボックスに"もっと見る"を押すと見られるトゥート」を書きます。


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マストドンってどんな感じのSNS?


筆者個人の感想としては、「LINEのようなグループが作れるTwitter」って感じです。


現状では日本語に対応しているインスタンスは「https://mstdn.jp/」ぐらいしかありませんが、もっと普及すると『艦これインスタンス』や『ごちうさインスタンス』みたいなのもできるようになるんじゃないですかね。


現状ではまだユーザーがどう使えば良いのか分かっていないのですが、普及すれば結構便利なSNSになりそうな予感です。

現状ではTwitterの方が使いやすい


正直、現状ではTwitterの方がはるかに使いやすいです。正直比べ物になりません。

とはいえ、まだ黎明期ですからね。成熟したらTwitter並みに使いやすいSNSになると筆者は思っています。完全に日本語対応され、インスタンスも気軽に作れるようになってくれれば嬉しいのですが……そうはいきませんよね。

マストドンで遊ぶのは結構楽しい


人数が多いインスタンスだとタイムラインの流れが早いのでコミュニケーションや情報共有などはしにくいのですが、好きなことを好きなように呟いてタイムラインの波に乗せるのは結構楽しいです。


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タイムラインを眺めているだけで暇をつぶせますしね。


暫くは楽しめるんじゃないかな~と思います。

さて、これを執筆しているのはAM4:00。思いの外マストドンが面白くて寝られない……。

"FF外から失礼します"が不要なオープンな空間

本来はTwitterもオープンな空間で、誰でも呟きが見られる環境です。

しかしフォロー・フォロワーによるコミュニティが出来てしまっているので、フォロワーでない人にコメントを送るときは「FF外から失礼します」と一言つけることが半ばマナーとなっておりました。

しかしマストドンではインスタンス内では全員のトゥートがタイムラインに流れるので、そういった"閉鎖的なコミュニティ"ができない傾向にあります。

なので全く知らない人にいきなりコメントを送ってもマナーが悪いとは思われないのです。

これが結構楽しくて、色々な人と変なことを気軽に言い合えるのが最高です。これはTwitterにはない要素なので、差別化的なポイントではないでしょうか。

マストドンはどうやって登録するの?


マストドンではインスタンス毎にユーザー登録しないといけないみたいです。

ですが現状では日本人が使っているインスタンスは『https://mstdn.jp/』ぐらいなものなので、どのような雰囲気が掴みたい場合はこちらに登録しましょう。


登録はメールアドレスさえあればすぐに出来ます。

ただ認証のメールが届くまでに若干のラグがあるので注意してください。

連邦タイムラインとローカルタイムライン・ホームの違い


マストドンには「連邦タイムライン」と「ローカルタイムライン」そして「ホーム」があります。

どちらも似たようなシステムなので分かりにくいのですが、

連邦タイムラインでは他のインスタンスのトゥートも表示され、

ローカルタイムラインでは登録しているインスタンスのトゥートしか表示されません。

そしてホームではフォロワー関係の人のトゥートのみ表示されます。

インスタンス毎は薄い繋がりがあるということですね。

連邦タイムラインを見ていると他のインスタンスでは外国人が多く参加しているのが分かります。元がドイツ発祥のSNSみたいですしね。

公式マークの付け方


Twitterなどで利用されている公式マーク。
マストドンでは一般ユーザーでも公式マークを付けることができます。


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やり方は簡単で、こちら「✅」をコピーして名前の後ろに貼り付けるだけです。

もしブラウザの環境などで上記の公式マークが表示されていない場合は、「こちらのアカウント」から公式マークをコピーしてください。

名前から公式マークをコピーするのは難しいですが、トゥートからだと楽にコピーできますよ。